ぶらり散歩

猿島巡り|バーベキューや海水浴もできる無人島ってどんなとこ?!

東京湾に浮かぶ唯一の自然島、猿島をご存知ですか?

横須賀にある三笠公園からフェリーで10分で着ける無人島です。
バーベキューができたり、海水浴もできる無人島なんです。

かつでは軍の要塞として使われていた島。
自然だけじゃなくて、歴史的な建造物も残された島なんですね。

見どころ満載なので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

猿島観光前編

猿島観光後編

■猿島ってどんなところ?

猿島は、神奈川県横須賀市に所在している無人島です。
誰も住んでいない無人島で、東京湾に浮かぶ唯一の自然島です。

かつでは軍の要塞として使われていたこともあり、歴史的な建造物が残されています。

「猿島」と聞くと猿がたくさんいる島を想像してしまいますよね。
ところが、猿島には猿は一匹もいません。

「猿島」という名前の由来は、ある言い伝えによるものです。

・猿島の名前の由来

1253年(建長5年)5月に、日蓮上人が房総から鎌倉へ渡る途中で嵐に遭いました。
このとき船の進む方向が分からなくなってしまい、近くの島に遭難したんですね。

そのとき一匹の白猿が現れて、島の奥へと案内したという言い伝えが残されているんです。

このことから、「猿島」という名が付いたと言われています。

・猿島へのアクセス

猿島に行く場合、どのルートで行けばいいのか。

公共機関で行く場合、最寄り駅は京浜急行の横須賀中央駅です。
横須賀中央から徒歩で三笠公園まで行きます。

三笠公園にある桟橋からフェリーに乗って10分で猿島に到着します。

横須賀中央から猿島までのアクセス詳細は、こちらの記事をご覧ください。

■猿島探検レポート

では、ここからは猿島探検レポートをお届けします。

三笠桟橋からフェリーに乗って約10分。
あっという間に猿島に到着です。

猿島までの長い桟橋があります。

このゲートをくぐると猿島へ上陸となります。

頭文字の「S」が猿のしっぽになっていますね。

みなさんここで記念写真を撮っていました。

いかにも無人島っていう感じがしてきました。

流木などもありました。

桟橋を渡り終えて猿島へ上陸すると、帰りの船の運航時刻表が掲載されていました。

3月~11月は始発が8時45分で最終が17時、12月~2月は始発が9時45分で最終が16時です。

ちなみに、猿島でキャンプしたり宿泊することは禁止されています。
最終便に乗り遅れた場合は、別途料金を払って特別便で帰らなければいけません。

必ず最終便の時間をチェックして、乗り遅れないようにしましょう。

・売店とレンタルショップ

猿島に上陸したところに売店があります。

軽食やドリンク、かき氷などが販売されています。

猿島オーシャンズキッチンではカレーやラーメンなどのフードも販売されています。

2階部分がボードデッキになっているので、そこで食べることができます。

レンタルショップでは、BBQ(バーベキュー)の機材や道具をレンタルしてくれます。

コンロや木炭セット、プレート、網、テーブル、イス、パラソルなど。

食材だけ持ってくれば気軽に海水浴場でバーベキューを楽しむことができます。
バーベキューをやる場合は、事前予約が必要です。

・海水浴場

猿島の海水浴場は夏季限定となっています。

「砂鉄の浜」と呼ばれる小さなビーチです。

レンタルフロートやレンタル浮き輪もあります。

この日はお盆だったので、たくさんの家族連れが楽しそうに砂浜を満喫していました。

対岸には横須賀の街が見えます。

テントを広げている人たちもたくさんいましたね。

監視台もちゃんと設置されています。

海は冷たくて気持ちいいです。

風は強いですが、わりと穏やかな波でした。

浮き輪でプカプカするのも楽しそうですね。

後ろには島の緑が見えて良い感じです。

遊泳区間はちゃんと仕切られています。

釣りもできるみたいです。

投げ釣りでカレイやキス、メドチなどが簡単に釣れるそうです。
秋になると、スズキやイナダ、サバなども回遊しているみたいです。

猿島海水浴場のレスキューセンターも設置されているので心強いですね。

応急治療所などもあるので、安心して海で遊ぶことができます。

ボードデッキからの眺めはこんな感じです。

ビーチと海と横須賀の街が見下ろせて最高の眺めです。

ボードデッキには足洗場があります。

海で遊び終わったら、ここで足を洗いましょう。

トイレや手荷物カウンター、更衣室やシャワーも完備されています。

シャワー室更衣室利用料金は、大人600円、小人300円です。

・無人島探検

では、猿島を探検していきましょう。

島の各所に地図の案内があって、分かりやすく番号で表示されています。

猿島公園エコミュージアム

自然の植物が良い味出していますね。

緩やかな坂道を登っていきます。

分岐点には分かりやすい道案内の表示が出ています。

・切通し

この先が切通し(要塞跡)です。

かつて実際に使用されていた兵舎や弾薬庫などがそのまま残されています。

貴重なレンガ造りの旧要塞施設は国史跡に指定されています。

ファンタジーアドベンチャーの世界に紛れ込んだ気分ですね。

人工物と自然の緑が溶け込んで絵になる風景です。

この風景、インスタ映えしそうですね。

階段を登っていきましょう。

展望台の案内が出てきました。

自然の中に作られた道を歩いていきます。

こちらは砲台跡です。

・展望台広場

展望台広場へやってきました。

ここからの眺めは最高でした。

小高い丘の上から見下ろす海と対岸の街並みは絶景ですね。

横浜方面と川崎方面が見えます。

空と海が青いです。

展望台は立ち入り禁止となっていました。

ヤモリがいました。

道の途中から見える景色も最高です。

こちらも砲台跡ですね。

・オイモノ鼻広場

桟橋とは逆側の方にある「オイモノ鼻広場」へやってきました。

こちらからの見晴らしも最高です。

観音崎や横浜ベイエリア、房総半島などが一望できる絶景スポットです。

嘉永6年(1853年)にペリー提督が黒船で猿島の脇を通過したとき、猿島を「ペリーアイランド」と命名したと伝えられているそうです。

たくさんの船が見えます。

正面に見えるのが観音崎ですね。

階段を降りると、岩場になっていました。

比較的足場が良い磯で、複雑な地形が魚の絶好の隠れ家となっています。

アイナメやカサゴ、メバルなどの根魚がいるそうです。

釣りをしてる人もけっこういましたね。

・日蓮洞窟

次は、日蓮洞窟のほうへ向かっていきます。

冷凍しておいた優光泉を飲んで火照った体をクールダウンさせます。

優光泉のリユースボトルが大活躍してくれました。

リユースボトルの詳しいレビュー記事はこちら

こちらの砲台跡の先に下へ降りる階段があります。

およそ100段ある急な階段が続きます。

階段で下まで降りると日蓮洞窟が見えてきました。

弥生時代中期~古墳時代後期の人々によって利用されていたそうです。

洞窟内には貝塚が残されていて、火を焚いた跡も発見されたみたいですね。

この辺では、毒性のあるヒョウモンダコが発生しているそうです。

・レンガ造りのトンネル

レンガ造りのトンネルが見えてきました。

こちらはレンガ造りのトンネルとして日本で最も古い建造物の一つだそうです。
中には旧軍の司令部跡や弾薬庫が設置されていました。

今では「愛のトンネル」と呼ばれる必見スポットになっています。

まるでインディージョーンズに出てくる世界ですよね。

みなさんこのトンネルで記念撮影していました。

このトンネルは、フランス積みによるレンガ建造物です。

・ランチ

猿島の入口まで戻ってきました。
オーシャンズキッチンでお昼を食べることに。

生ビールや焼酎、ワイン、ハイボール、サワーなどのアルコールも販売しています。

よこすか海軍銘水とキュウリの一本漬け

ランチはよこすか海軍カレーとかき氷を食べることにしました。

カレーは牛乳付きと牛乳なしが選べます。
牛乳は何故か阿蘇の牛乳でした。

こちらがよこすか海軍カレーです。

とても甘くてマイルドな味わいのカレーでした。

真夏の炎天下ではやっぱりかき氷が最高ですね。

海軍港

ひまわりが咲いていました。

・フェリー

帰りのフェリーが桟橋に到着しました。

たくさんの人が乗っていました。

乗客が全員降りるのを待って船へと乗り込みます。

たくさんの良い思い出をありがとう、猿島!

では再びフェリーに乗って横須賀へと戻ります。

帰りの船も風が心地よかったです。

行きの船は「シーフレンド1」でしたが、帰りは「シーフレンドゼロ」でした。

■今回の記事のまとめ

無人島の猿島、とても楽しかったです。

東京湾にこんな面白い島があったとは。
東京都心から電車で約1時間ほどで気軽に行けるのも魅力ですね。

広場からの眺めや切通し、トンネルなど。
どこをとっても絵になる景色なので、島好きな方や冒険好きな方はぜひ遊びに行ってみてくださいね。

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