キャンピングカー

Stage21さん訪問取材!神奈川県相模原市のキャンピングカー屋さん

今回は、Stage21さんの会社を訪問取材しました。

神奈川県相模原市にあるキャンピングカー製造販売会社です。
軽キャンパーやコンパクトカーを中心に取り扱っています。

人気のリゾートデュオシリーズはお手頃価格で標準装備も充実。
電装周りも充実しているので家電も贅沢に使えます。

なぜお手頃価格でキャンピングカーを提供できるのか?

その秘密は、Stage21の霜田社長へのインタビューで明らかにされました。
他社との差別化はそこにあったのか!と驚かされました。

■Stage21霜田社長の起業ヒストリー

こちらがStage21さんの会社です。

リゾートデュオシリーズがずらりと並んでいました。

まず最初に、Stage21の代表取締役、霜田勝美さんにインタビューさせていただきました。

どうやってキャンピングカー屋さんを立ち上げたのか?
これまでの起業物語!
とても面白くてためになるお話をたくさん聞くことができました。

もともとは中古車販売をやっていて、カスタムカーの販売もされていました。
パーツを安く販売するために、フィリピンでの製造を開始。
さらにリスクヘッジでインドネシアでも事業展開します。

その後リーマンショックが訪れ、若者の車離れも加速します。
これによりパーツの売上が減少。

そこで軽自動車のキャンピングカー販売にシフトすることになりました。

インドネシアにある自社工場で製造することで、コストを大幅に抑えることができます。
これがキャンピングカーを低価格で販売できる秘訣だったんですね。

今ではインドネシアのスタッフさんとリモートでやり取りを行いながら、ニューモデルの開発もしているそうです。

■リゾートデュオシリーズのキャンピングカー

・REGLAS(レグラス)

ハイエースのナローハイルーフがベースのバンコンです。

これまでは軽キャンパーやコンパクトカー中心でした。
でもお客さんの強い要望により、待望の掟破りのハイエースキャンパーが誕生しました。

入り口のすぐ横に下駄箱があります。

対面式のシンプルなレイアウトです。

展示車両はソファが緑ですが、生地やカラーはお好みで選べます。

電子レンジに冷蔵庫、シンクとキッチンの装備も充実しています。

収納スペースもたくさんあるので、たくさん荷物を積載できます。

天井にはベンチレーターとソーラーパネルも搭載。

テレビモニターも標準装備です。

ベッド展開は対座をスライドして背もたれを倒すだけでとても簡単です。

乗車定員6人、就寝定員大人2+子供2人
サイズ:4695×1695×2365mm
ベース:ハイエースバンDX ナローハイルーフ GLパッケージ
価格:434万円~

詳しくはステージ21さんのページをご覧ください。
https://stage21.co.jp/campdev/lineup/reglas.html

・VAN ROAD(バンロード)

エブリイバンDA17VのPCグレードがベースの軽キャンパーです。
お値段が165万円~という驚きの低価格!
普通に軽自動車を買う感覚で軽キャンパーに乗れるというお得なモデルです。

余計な装備をあえて削ることで、お手頃価格を実現。

その代わり車中泊に必要な装備は標準で付いています。
カーナビやバックカメラはもちろん、ソーラーパネルやLED照明も標準装備。
夏に活躍する冷え蔵Xも使えます。

さらに、リチウムイオンのポータブルバッテリーも付いています。
車外にも持ち運びできるので便利ですね。

簡単に展開できるベッドマットは硬めのウレタンで体が沈み込みません。
腰が痛くならずに快適に眠れます。

乗車時は2列目シートも2名乗車可能です。

詳しくはステージ21さんのページをご覧ください。
https://stage21.co.jp/campdev/lineup/van-road.html

・冷え蔵X

Stage21さんのキャンピングカーといえば、冷え蔵Xが特徴の一つです。
冷え蔵Xは、夏場の暑い車内を涼しく快適にしてくれる装置です。

2個のファンとラジエーターを搭載。
コールマンのクーラーボックスに水と氷、または保冷剤などを入れておきます。
それを水中ポンプで吸い上げて、ラジエーターで冷えた空気を車内に送る仕組みです。

夏の昼間の車内は暑すぎて冷房効果はありません。
夕方から夜にかけて、冷房効果を発揮します。
真夏の夜の車内で7℃冷えたという実例があるとのことでした。

・BUS KING N-VAN(バスキング エヌバン)

ホンダN-VANがベースの軽キャンパーです。

N-VANはピラーレスで開口部が広く、室内空間も広い軽バンです。

でもその構造ゆえ、車中泊仕様にするのが難しいんですね。
だからN-VANベースのキャンピングカーは他社さんでもあまり見かけることがありません。

Stage21さんでは、展開が楽な分割式のベッドマットを開発。

後部に電子レンジと冷蔵庫、冷え蔵Xが配置されています。

ソーラーパネルも搭載しているので、電気も安心して使えます。

15インチのDVDプレーヤー付きフリップダウンモニターも標準装備しています。

乗車定員4人、就寝定員2人
サイズ:3395×1475×1960mm
ベース車:ホンダN-VAN
価格:237万円~

詳しくはステージ21さんのページをご覧ください。
https://stage21.co.jp/campdev/lineup/busking-n-van.html

・Evalia(エヴァリア)

日産NV200バネットワゴンがベースのキャンピングカーです。

インドネシアではNV200が「エヴァリア」という名前で販売されているそうです。
ミニバンと同等の価格で乗れるキャンピングカーになってます。

コンパクトサイズなので、駐車場や日本の狭い道路に悩むこともありません。

ベッド展開すると広いフラットな空間になり、大人2人がゆったり就寝できます。

もちろん、冷え蔵Xも標準装備で暑い夏でも快適。

マットを外すと簡単にリビングモードに展開できます。

ソファの下には電子レンジも搭載されています。

荷物もたくさん積載できます。

乗車定員5人、就寝定員大人2人・小人1人
サイズ:4400×1695×1940mm
ベース車:NV200バネットワゴン
価格:343万円~

詳しくはステージ21さんのページでご覧ください。
https://stage21.co.jp/campdev/lineup/evalia.html

・ルクシオ

タウンエースバンがベースのキャンピングカーです。

インドネシアではタウンエースに純正でモールが付いていて、それを取り付けています。

思い切った2人仕様で使い勝手の良いコンパクトサイズです。

普段の街乗りから車中泊まで気軽に扱えます。

家具を後ろに配置することで室内空間が広く、レイアウトが上手にまとまっています。

タオルなどをかけておける上部ハンガーがあります。

天井にはベンチレーターとLEDライト、15インチフリップダウンモニター。

後部には電子レンジと冷凍冷蔵庫、冷え蔵が配置されています。

小さいシャワーヘッド付きシンクは、外でワンちゃんの足を洗ったりするためのものです。

ベッド展開は簡単で、180cm×137cmの広々したフラットな空間になります。

乗車定員2人、就寝定員2人
サイズ:4065×1665×1930cm
ベース車:タウンエースバン
価格:313万円~

詳しくはステージ21さんのページをご覧ください。
https://stage21.co.jp/campdev/lineup/luxio.html

・バンビーノプラス

タウンエーストラックがベースのキャブコンです。

軽さにこだわった超軽量アルミボディ。
低重心なので走行安定性にも優れています。
サイズもコンパクトなので駐車場や日本の狭い道路に悩む心配もありません。

トラックベースだけどオリジナルリクライニングシートも付いています。

上部収納が豊富で荷物もたくさん積載できます。

白を貴重とした木目ギャレーの天板はタイル張りになっています。

フタを開けると丸形のシンクが収納されています。

ポップアップルーフを展開すると室内の開放感が増します。

身長165cmくらいなら横向きでの就寝も可能です。

下のリビングスペースも広々。

小柄な人なら横向きで寝ることもできます。

乗車定員5人、就寝定員大人2人・小人1人
サイズ:4400×1695×1940mm
ベース車:NV200バネットワゴン
価格:343万円~

詳しくはステージ21さんのページでご覧ください。
https://stage21.co.jp/campdev/lineup/evalia.html

・バンビーノOhana(オハナ)

軽トラ(ハイゼットトラック)がベースのキャブコンです。

Ohanaというのは、ハワイ語で「ファミリー」という意味があります。

200Ahのリチウムイオンバッテリーが2基搭載されています。
180Wのソーラーパネルも2基搭載されて電気が快適に使えます。

家庭用エアコンが搭載されているので夏場は涼しく快適に過ごせます。

電子レンジや冷凍冷蔵庫も完備しています。

20インチのモニターはナビと連動しています。

可愛らしい丸形のシンクもあります。

バンクベッドは荷物置き場や子供用の就寝スペースとして活用。
小柄な人であれば大人でも就寝可能です。

乗車定員4人、就寝定員大人2+小人2人
サイズ:3830×1820×2430mm
ベース車:ハイゼットトラック
価格:373万円~

詳しくはステージ21さんのページをご覧ください。
https://stage21.co.jp/campdev/lineup/bambino-ohana.html

・バンビーノ

Stage21さんの原点となったキャンピングカーです。
ダイハツハイゼットトラックがベースの軽キャンパーです。

軽自動車の規格に収まるサイズで軽8ナンバーなので、維持費がとても安くなります。

オリジナルリクライニングシートは生地や色がお好みで選べます。

窓が大きいので車内がとても広く感じます。

ポップアップルーフを展開するとさらに開放感が増します。

ポータブルクーラーの冷え蔵ⅡEXが標準装備です。

可愛い丸形シンクもついています。

下のベッドも展開すると広いフラットな空間になります。

乗車定員4人、就寝定員4人
サイズ:3395×1475×1980mm
ベース車:ダイハツハイゼットトラック
価格:298万円~

詳しくはステージ21さんのページをご覧ください。
https://stage21.co.jp/campdev/lineup/bambino.html

■今回の記事のまとめ

ステージ21さんの会社訪問取材でした。

リゾートデュオシリーズをたっぷりと見比べることができました。

霜田社長はとても良いお人柄で、お話も楽しくいろいろと勉強にもなりました。
コストをできるだけ抑えて、キャンピングカーをなるべく安く提供したいという強い思いが伝わりました。

今もインドネシアのスタッフさんたちとリモートでやり取りしながら新型モデルを開発中とのこと。
これからの展開も楽しみですね。

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