日本特種ボディーさんから新型SAKURA(サクラ)が登場しました。
いすゞのキャンピングカー専用シャシBe-cam(ビーカム)で架装されたキャブコンです。
外観はデザインが一新されてカッコよく仕上がっています。
先進技術も搭載され、安全安心な運転ができるようになりました。
内装はエレガントで上質な室内空間が広がっていました。
見どころ満載の新型SAKURAはワクワクがたくさん詰まっていました。
■新型SAKURAの見どころ
2020年2月22日(土)神奈川県藤沢市にある「いすゞプラザ」にて。
日本特種ボディーさんの新型SAKURA発表会が行われました。
営業の加藤さんに新型SAKURAの見どころを教えていただきました。
・外観のポイント
新型SAKURAのベース車両は、いすゞのBe-cam(ビーカム)です。
Be-camは、小型トラックELF(エルフ)をベースに作られたキャンピングカー専用シャシです。
新型のELF Be-camには、いすゞの先進技術が搭載されていました。
それでは、従来のSAKURAと比べて変更になった点を見ていきましょう。
1.フロントキャビネット
運転席と助手席のフロントキャビネットが従来よりも広くなりました。
バンクベッドの高さはそのまま確保しつつ、天井を高くしてあります。
これにより、運転時の天井の圧迫感が軽減されました。
運転席上部にちょっとした小物を入れるスペースもありました。
2.ウォークスルー
前列シートの中央が倒れるようになりました。
これにより、ウォークスルーが可能となりました。
運転席と助手席から降りることなく後部の室内空間へ移動できます。
とくに雨の日などはウォークスルーの移動が重宝しますね。
さらに中央のシートを倒すことでセンターコンソールができ、モノを置くこともできます。
3.フロントガラスの傾斜
新型SAKURAは、フロントガラスの傾斜がなくなりました。
これによりバンクベッドの突出しがなくなりました。
風の抵抗を受けづらくなり、運転時の視界も良好になりました。
前方のデザインもかなりスタイリッシュになりましたね。
4.雨だれラインの追加
バンクベッド部分には、雨だれ用のラインが追加されました。
ラインに沿って雨のしずくが流れるので、掃除が楽になります。
ラインが入ることでデザイン性も高まっていますね。
5.安全運転サポート
フロント正面にはステレオカメラのセンサーが搭載されました。
これによって安全運転をサポートしてくれます。
ブレーキサポートや車線逸脱を防止してくれる心強い装置です。
6.アドブルーの追加
新型SAKURAには、アドブルーも追加されました。
これによって燃焼効率が向上して燃費もよくなりました。
エコで地球環境にも優しいドライブが実現します。
7.小型エアコン室外機
エアコンの室外機が小型でコンパクトになりました。
これによって広い収納スペースを確保できるようになりました。
これまでよりもたくさん荷物を積載できます。
・内装のポイント
続きまして、新型SAKURAの内装も見ていきましょう。
内装はとてもエレガントで上質な室内空間が広がっていました。
家具の質感もゴージャスだし、間接照明もふんだんに使われていました。
それでは、新型SAKURAの内装の特徴を見ていきましょう。
1.エントランス
まず入り口のエントランスですが、ステップの位置が下がりました。
これによって電動ステップが不要になりました。
そのまま室内への乗り降りが可能になりました。
2.関節照明
室内は間接照明がたくさん使われていて、ムードのあるおしゃれな雰囲気の室内空間を演出しています。
柔らかい暖色系のLEDが使われています。
3.家具
家具もおしゃれな仕上がりになっています。
収納扉は反り返っていて、デザイン性が高く室内空間がより広く感じます。
家具の取っ手には美しい曲線の金具を採用。
それぞれの扉はロック機構で不用意に開かない設計になっています。
家庭用エアコンもしっかりと家具で目隠しがされています。
4.後部シングルベッド
車両最後部はラゲッジルームの上部にシングルベッドが配置されています。
結露防止と断熱性のあるシートが貼られています。
オプションのスプリングベッドを装着することで寝心地がアップします。
5.キッチン
キッチンは家事の導線を考えた設計となっています。
各キッチン装備も充実しています。
90Lの大型冷蔵冷凍庫が標準装備されています。
電子レンジも標準装備です。
オプションの電気ボイラーをつけるとお湯も使えます。
電気に強い車両なので、IHヒーターや電気ケトルも使用できます。
6.ダイニング
ダイニングは、ゆったりくつろげる空間となっています。
厚いマットで快適な座り心地です。
昇降式テーブルの採用でベッド展開も簡単に行えます。
運転席と助手席へのウォークスルーもできるので、雨の日でも安心です。
7.バンクベッド
運転席上部のバンクベッドもワンタッチで簡単に展開できます。
大人3名が就寝できる空間が確保されています。
バンクベッドを支える受けの部分もスタイリッシュです。
8.その他
テレビ以外のほとんどが標準装備となっています。
ソーラーパネルは4枚が標準装備、オプションで最大6枚まで搭載可能です。
電気がたくさん使えるのは嬉しいですね。
■今回の記事のまとめ
日本特種ボディーさんの新型SAKURAのご紹介でした。
本当にゴージャスでエレガントなキャンピングカーでした!
デザイン性や機能性が以前にも増してより向上していました。
運転の安全面も強化されているのが嬉しいですね。
いすゞBe-camとSAKURAは、期待以上の進化を遂げていました。
詳しくは日本特種ボディーさんのページでご覧ください
https://www.ntbcamp.com/
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