塗って剥がせる塗料として人気のラバーペイント。
これで、みるみるランドのエブリイ「みるりー」DA17Vをドレスアップします。
全塗装ではなく、部分塗装です。
これからドアバイザーを取り付ける予定なので、ピラー部分を塗装。
ついでにボンネットにもラインを入れることにしました。
さて、一体どんな仕上がりになったでしょうか。
■ラバーペイントを上手に塗装する4つのポイント
まずはラバーペイントの正しい使い方について。
ラバーペイントで上手に塗装するコツは4つあります。
- 脱脂して余分な油分を除去する
- 1回目から厚塗りしない
- 乾いてから重ね塗りをする
- 最後は塗料が乾く前に養生をはがす
今回使用したのはAZの油性ラバーペイントです。
1.脱脂する
まずは塗装面をキレイに掃除します。
その後、養生してパーツクリーナーなどで脱脂します。
余分な油分を除去することで塗料がつきやすくなります。
冬などの寒い日はラバー塗料が出にくいので、25~30℃くらいのお湯で温めてから使用します。
2.1回目から厚塗りしない
ラバーペイントは重ね塗りをして仕上げます。
1回目からいきなり厚塗りすると液ダレやダマの原因になります。
厚塗りしないで薄く塗料がのる位でOKです。
こうしておくと2回目以降は塗料がつきやすくなります。
塗布面から15~20cmほど離してスプレーします。
3.乾いてから重ね塗りをする
前の塗料が乾いてから2回目、3回目と重ね塗りしていきます。
乾く前に重ね塗りをすると塗装面がキレイに仕上がりません。
乾燥の目安は5~10分くらいです。
慌てずに1回目の塗装が乾いているのを確認してから2回目をスプレーしましょう。
4.最後は塗料が乾く前に養生をはがす
最後は塗料が乾く前に養生をはがしましょう。
すると境目がキレイになります。
逆に塗料が乾いてから養生をはがすと、塗料も一緒にはがれてボロボロになります。
ラバーペイントは失敗しても簡単にはがすことができます。
引っ張るとゴムのようにビヨ~ンと伸びます。
色に飽きたときも簡単にイメチェンできるのがGOODですね!
■ドアピラーをラバー塗装
ドアピラーをラバーペイントで塗装します。
まずは塗装前の状態です。
塗装しないところは養生します。
ドアの内側も養生しておくといいですね。
パーツクリーナーで脱脂します。
AZのラバーペイント、マットブラックで塗装します。
1回目は薄塗りします。
2回目も薄めに塗布します。
3回目は少し厚目に塗布しました。
4回目も厚めに塗布。
今回は5度塗りしました。
最後の塗料が乾く前に養生をはがします。
ドアピラーを黒くするだけでガラッと印象が変わりましたね。
反対側も同様にやっていきます。
まずは養生して脱脂。
1回目は薄塗り。
2回目も薄塗り。
3回目はちょっと厚めに。
4回目も厚めに。
5回目は乾く前に養生をはがす。
マスキングテープは、はがしやすいように貼っておくのがポイントです。
こちらもガラッと印象が変わりました。
■ボンネットにライン塗装
次はボンネットにラインを入れます。
施工前がこちら。
養生します。
マスキングテープでラインを作ります。
パーツクリーナーで脱脂します。
1回目は薄塗りです。
2回目も薄塗り。
3回目はちょっと厚塗り。
4回目は厚塗り。
5回目は乾く前に養生をはがす。
キレイなラインができました。
ボンネットの内側の養生が甘かったので塗料が付いてしまいました。
でもラバー塗料なので、すぐにはがせるので安心です。
このように仕上がりました。
■今回の記事のまとめ
ラバーペイントでエブリイバンをドレスアップしてみました。
やっぱりラバー塗装はすぐに剥がせるのが大きなポイントです。
失敗しても何度でもやり直せるのが魅力です。
正しい塗り方のコツを覚えてしまえば怖いものはありません。
簡単に車をドレスアップさせることができるのでオススメですよ。
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