日本の都市公園100選に選ばれている三笠公園。
横須賀中央駅から徒歩15分のところにある公園です。
大日本帝国海軍の戦艦三笠が保存されています。
しかも、戦艦三笠の内部を見学できるんですね。
展示物もたくさんあり、坂の上の雲の世界観を満喫できます。
戦艦三笠の内部見学
三笠公園をぶらり散歩
■三笠公園の概要
横須賀観光するなら、ここは絶対見ておきたい!
それが三笠公園です。
三笠公園には桟橋があり、そこからフェリーで10分ほどで無人島の猿島へ行くことができます。
猿島探検の様子はこちらをご覧ください。
・アクセス
三笠公園は、最寄り駅が京浜急行の横須賀中央駅です。
横須賀中央駅から徒歩約15分くらいです。
詳しい行き方についてはこちらをご覧ください。
・駐車場
三笠公園には43台分の有料駐車場があります。
駐車料金は最初の1時間までは410円、以後30分毎に210円が加算、2時間を超えると1時間毎に100円加算となります。
自動二輪車は公園入口付近にあり、こちらは無料です。
大型車の駐車場はありません。
・開園時間
三笠公園の開園時間は季節によって異なります。
- 4月~10月・・・8時~21時
- 11月~3月・・・9時~20時
■戦艦三笠
三笠公園の最大のみどころは、やはりなんと言っても世界三大記念艦みかさです。
大きな船がドカンと展示されています。
日露戦争での日本海海戦において連合艦隊の先頭に立ち、敵艦の集中砲火を浴びながら戦い抜いた船です。
東郷平八郎司令官が率いて、歴史的な大勝利に大きく貢献しました。
対馬沖を北上するバルチック艦隊との海戦では、「皇国の興廃この一戦にあり各員一層奮励努力せよ」の信号(Z旗)を掲げました。
大正15年、三笠を記念艦として保存することになりました。
英国のビクトリー号、米国のコンスティチューション号と共に世界三大記念艦として知られています。
船の前の中央広場には、東郷平八郎さんの銅像がそびえ立っています。
・みかさの入場券
入場券は、売店の前にある券売機にて購入できます。
料金は大人600円、高校生300円、中学生以下は無料です。
・開艦時間
- 4月~9月・・・9時~17時30分
- 3月・10月・・・9時~17時
- 11月~2月・・・9時~16時30分
入艦は閉艦の30分前までです。
・内部見学
それでは、記念艦三笠の内部を見学していきましょう。
入口はこんな感じです。
三笠秘蔵連合艦隊艦隊コレクション。
見学は30分コースと60分コースがあります。
30分とか60分とかはおおよその時間です。
このルートで見るとこのくらいの時間かかるよという目安です。
入口で観覧券を提示します。
・上甲板
まずは戦艦三笠の上甲板から見ていきます。
上甲板の様子です。
三六式無線電信機
15センチ砲による砲撃の様子
被弾鉄板雪見灯籠
日本海海戦で射抜かれた三笠の艦材を用いて作られたものです。
スタンプラリーもあります。
8cm砲台は上下左右に動かすことができます。
人力操舵用舵輪
残飯を捨てる場所のスカッパー
釣床(つりどこ)
このハンモックは、被弾したときに炸裂した砲弾の破片から乗員を守るために使われていたそうです。
この砲室に10名が配員されて就寝、食事していたそうです。
甲板からは猿島も見えます。
30センチ前部主砲の下から見た風景です。
正面から見ると迫力ありますね。
上甲板の先頭部分です。
階段を登って上に行きましょう。
海図室
艦橋
望遠鏡
船内に声を届けるものですね。
海戦の様子ですね。
統合司令長官の立ち位置です。
上から見た上甲板の様子です。
60cm信号探照灯
・中甲板
それでは、下へ降りて中甲板を見ていきます。
記念艦コンスティチューション号の模型です。
ジョン・ポール・ジョンズ提督
ネルソン提督
東郷平八郎提督
記念艦三笠の模型です。
たくさんの模型が展示されていました。
子供たちの展示室では、日本海海戦の操艦シュミレーターがありました。
こちらは制服ですね。
長官室なども展示されていました。
豪華な家具が配置されていました。
こちらは士官室です。
お風呂とトイレです。
長官寝室です。
長官公室です。
東郷元帥の遺髪
パントリー室です。
楽器も展示されていました。
というわけで、記念艦三笠を見てきました。
いや~、かなり見応えありましたね。
小説やドラメでも有名な「坂の上の雲」の世界をたっぷりと満喫できますよ。
■三笠公園をぶらり散歩
記念艦三笠の内部を見学した後は、三笠公園をぶらり散歩しました。
けっこう敷地面積が広く、のどかで静かな公園です。
芝生広場はキレイに手入れされた芝生が広がっています。
トンビが飛んでいます。
奥に見えるのは野外ステージです。
モニュメント広場に来ました。
高さ18mの平和のアーチで、三笠公園のシンボルとなっています。
世界地図が書かれています。
小さなひまわりが咲いていました。
こちらは壁泉です。
時間になると、水が流れてきて壁画が浮かんでくるみたいです。
壁泉の上からの眺めは良いですね。
猿島もバッチリ見えますよ。
さざなみの階段です。
昼間はさざなみの音、夜になるとライトアップされるようです。
中央広場の脇道は絵になる風景でした。
横須賀市緊急用飲料貯水槽です。
なんと、汽車が貯水槽になっているんですね。
記念艦三笠売店です。
売店では、戦艦三笠にまつわるグッズなどが販売されていました。
戦艦のプラモデルや扇子、Tシャツ、海軍カレーなど。
■今回の記事のまとめ
三笠公園はたっぷり見応えのある公園でした。
戦艦三笠はやっぱり迫力がありますね。
大きな戦艦の内部はぜひ見学してもらいたいです。
小説やドラマの坂の上の雲を見ている人は必見ですよ。
東京都心部からも1時間ほどで気軽に行けますからね。
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