NTB日本特種ボディーさんの会社を訪問しました。
日本特種ボディーさんといえば、真っ先に頭に思い浮かぶのがその名の通り特種!
他にはない、唯一無二のキャンピングカーを作られているビルダーさんです。
いつぞやのキャンピングカーショーで「SHINOBI」という車両が展示されていました。
真っ黒な外観に室内は畳と障子の純和風!
度肝を抜かされたのを記憶しています。
そんなこともあり、今回の取材もとても楽しみにしていました。
■日本特種ボディー取材レポート
日本特種ボディーさんの会社は、埼玉県越谷市にあります。
しらこばと水上公園の近くです。
・HAYABUSA
今回取材させていただいたのは「HAYABUSA(ハヤブサ)という車両です。
完全フルオーダーで作られたキャンピングカーです。
特徴は、何と言っても本格的な湯船が付いたお風呂!
他にも目新しい装備がたくさん詰め込まれていました。
HAYABUSA動画レポート前編
HAYABUSA動画レポート後編
■B-camの特徴
ベース車:いすゞびーかむ2tワイド
びーかむは、キャンピングカー専用のシャシーです。
いすず最大のオルタネーター(発電量24V90A)を装備。
走行充電の速さは他のキャンピングカーを圧倒しています。
標準装備のサブバッテリー(24V380A)を約2時間でフル充電。
発電機は不要で、安心して家電を使うことができるのが嬉しいですね。
それだけではありません。
びーかむは足回りも安心なんです。
いすゞ自動車で1年半もの期間をかけて本格的な実験検証を行っているんですね。
架装重量と乗車定員7名、各手荷物200kgを搭載したときに最適な状態。
板バネ、ショックアブソーバー、スタビライザーを開発して標準装備しているんです。
そのため、納車後にユーザーが足回りをいじる必要がありません。
リヤのダブルタイヤはワイドトレッドにはせず、高速走行時の直進安定性の低下を防いでいます。
タイヤを留めているハブボルトは堅牢な2t用を使用しています。
耐荷重に優れて、ハブボルト折れやバースト面での安全性が高いです。
運転席周りも上級グレードのカスタム仕様となっています。
ヒーテッドミラーなども標準装備で寒冷地仕様となっています。
ユーザー自宅の最寄りいすゞディーラーからベース車を購入。
担当営業が付いて、ベース車のメンテナンスも最寄りディーラーにお任せできるので安心です。
遠方の旅先でトラブルがあった場合でも、いすゞ自動車のネットワークで近くの営業がサポートしてくれるそうです。
■HAYABUSA架装部の特徴
完全フルオーダーで作られています。
オーナーさんの要望を聞きながら3年の月日をかけて作り上げたそうです。
155wのソーラーパネルが4枚(620w)搭載されています。
日中であれば、家庭用エアコンをソーラーだけで稼働させることが可能。
12V190Aのサブバッテリーを床下に左右2個ずつ(24V380A)搭載しています。
ソーラー充電と合わせて、夏場でもエアコンをエンジンや発電機に頼らず2泊3日稼働できます。
冷蔵庫は90Lのビルトインタイプが設置。
その他に、外からも中からも使える50Lのポータブル冷蔵庫も付いています。
ゴミ箱も室内で捨てて外から取り出せるのが便利ですね。
お風呂は110Lの浴槽となっています。
100Lの清水タンクに70Lの清水温水器も装備しています。
外部電力、サブバッテリー電力に加えて燃料タンクの燃料を使用。
エバスペッヒャーハイドロリックにて温水を生成します。
110Lの浴槽の冷水を1時間で温水にします。
浴槽は追い焚き機能も装備しています。
他にもホームシアターや物干しなど、ユニークな装備が随所に盛り込まれていました。
プルダウンベッドは、降ろした状態でも下のソファに座ってくつろぐことが可能です。
■今回の記事のまとめ
日本特種ボディーさんのHAYABUSAを取材させていただきました。
この車両は本当に装備が素晴らしいですね、感動しました!
これぞまさしく動く家です。
蜂谷社長の説明も丁寧でとてもわかりやすかったです。
日本特種ボディーさん、ありがとうございました。
この記事へのコメントはありません。