珍スポット巡りの旅の第二弾です。

第二回目の訪問地は、前回に引き続き埼玉県行田市です。
埼玉県の名前の由来にもなったという「さきたま古墳公園」に行きました。

地図を見ていてたまたま発見したのですが、面白そうなので寄ってみることに。
すると、たくさんの古墳郡が待ち受けていました。

そしてさらに、そこではとんでもない絶景が広がっていました。

さきたま古墳公園前編

さきたま古墳公園後編

■さきたま古墳公園

さきたま古墳公園は埼玉県行田市にあります。
大きな古墳がたくさん群がっていて、敷地面積が広い公園です。

・将軍山古墳

まずは将軍山古墳へ行ってみました。
メインの駐車場からさらに奥へ入っていったところにあります。

将軍山古墳には、将軍山古墳展示館がありました。

将軍山の古墳の上には登ることができません。
でも、その代り古墳の中に入ることができるんですね。

チケットは一般が200円、高校生が100円、小学生以下は無料です。

開館時間は9：00～16：30です。

受付でチケットを購入して古墳の中へ入っていきます。

古墳時代の馬の装いを復原したものです。

けっこう装飾品が多いですね。

２階には横穴石室があります。

このような感じで葬られていたんですね。

馬具装着想定図と武具装着想定図です。

将軍山古墳からは、鉄製の冑（かぶと）などが出土しているそうです。

石室復原図です。

・稲荷山古墳

次は稲荷山古墳へ行ってみました。

こちらは階段があって古墳の上に登ることができます。

古墳の上からの景色は圧巻でした。

稲荷山古墳は全長120mの前方後円墳です。
５世紀後半ころに作られたと考えられているそうです。

1968年の発掘調査で後円部の頂上から発見された埋葬施設の様子です。

国宝の武蔵埼玉稲荷山古墳出土品です。

115文字が刻まれた金錯銘鉄剣は、第一級資料として国宝に指定されました。

稲荷山古墳粘土槨です。

素掘りの竪穴に粘土を敷いて、その上に棺を置いたと推定されています。

・丸墓山古墳

こちらは丸墓山古墳です。

名前の通り、丸い形をした小高い丘の古墳です。

古墳のてっぺんには桜の木が植えられています。
春の桜が咲く季節は見応えありそうですね。

丸墓山古墳は、直径105mで日本最大の円墳です。
墳丘は埼玉古墳群の中で一番高く、約19mあります。

頂上からの景色は見晴らしがよく、とても素晴らしい眺めでした。

・さきたま史跡の博物館

次はメインの駐車場へ車を移動して、さきたま史跡の博物館へ行きました。

「めざせ世界遺産！」と書かれています。

埼玉県名発祥の地　行田

こちらが埼玉県立さきたま史跡の博物館です。

埼玉県名発祥之碑

こちらが博物館ですね。

見学コース案内図です。

こちらにもいくつかの古墳があります。
本当はこちらから先に来るとよかったんですね。

料金は一般200円、高校生100円、中学生以下は無料です。
将軍山古墳展示館と共通のチケットでは入れます。

さきたま体験工房がありました。

勾玉作りを体験できるそうです。

白鳥や犬など、いろんな形をした埴輪が展示されていました。

こちらは馬の埴輪です。

馬具ですね。

輝きを取り戻した胴碗です。

武人や女性の埴輪です。

全国の銘文刀剣です。

たくさんのツボや器も展示されています。

古墳の年表です。

こちらも面白い形をした埴輪ですね。

■今回の記事のまとめ

さきたま古墳公園の様子でした。
たまたま発見して立ち寄ってみたのですが、かなり楽しめました。

古墳の上からの景色は本当に圧巻でしたね。
まわりに高い建物がないので、見晴らしは最高でした。

展示館では、たくさんの埴輪が見れて面白かったです。