自撮りユーチューバーにとって最強のデジカメを見つけました。
SONYのVLOGCAM「ZV-1」です。
「VLOGCAM」とうのは、「ビデオブログ」の略です。
まさしくユーチューバーのために作られたデジカメなんですね。
シューティンググリップキットは三脚自撮り棒も付属します。
カメラに詳しくない人でも、おまかせモードでキレイな動画が撮影できます。
■ZV-1シューティンググリップキットを開封
こちらがソニーのVLOGCAM、ZV-1シューティンググリップキットです。

デジカメ本体、GP-VPT2BTシューティンググリップ、NP-BX1バッテリーパック

このデジカメの特徴が書かれています。

1.0型の大型センサーを搭載しているのでキレイな映像が撮影できます。
F1.8-2.8で夜間の暗闇でも明るく撮影できます。
315点位相差AFでピントを細かく合わせます。
リアルタイム瞳AFで人の顔を捉えてピントを合わせます。
フェイスアピールで人の顔をくっきりと写してくれます。
背景ぼけ切り替えがワンタッチで行えます。
クリアボイスレコーディングで音声をくっきりと録音します。
マイクロホンジャックで外部マイクを取り付けることも可能です。
開封してみましょう。


シューティンググリップとデジカメ本体とバッテリーです。

・ZV-1の開封
デジカメ本体から開封していきます。

中にはこのようなものが入っていました。

デジカメ本体、ウインドスクリーン、USBケーブル、バッテリー、スタートガイド、保証書
こちらがウインドスクリーンです。

屋外で動画を撮影するときに、風が強いとノイズが入ってしまいます。
それを防いでくれるアイテムです。
これがあるかないかで、屋外撮影時の音声はかなり違ってきます。
スタートガイドに簡単な使い方が書かれていました。

充電やデータの移行をするためのMicroUSBケーブルです。

バッテリーはサイバーショットRX100シリーズと一緒ですね。

こちらがデジカメ本体です。

SONYの高級コンデジRX100シリーズと見た目は似ています。
カールツァイスレンズが採用されています。
カメラ上部はマイクと各種操作ボタンが配置されています。

マルチインターフェイスシューがあります。

ここにウインドスクリーンを装着します。
外部マイクやストロボなども装着できます。
とりあえずウインドスクリーンを装着してみましょう。

モニターは3.0型で横に開くバリアングルです。

モニターはクルッと反転します。



横にはマイク端子とMicroUSB端子とHDMI端子が配置されています。


底面はバッテリーとSDカードの挿入口があります。


SDカードは付属していないので自分で別途用意しておく必要があります。

カチッと音がするまで差し込みます。

電源を入れてみましょう。

最初にエリアや日付などの設定をします。

コントロールホイールで操作します。

・シューティンググリップを開封
GP-VPT2BTシューティンググリップを開封していきます。

本体と収納ポーチ、ボタン電池、取扱説明書、保証書が入っていました。

グリップの質感が良いですね。

各種操作ボタンです。

動画や静止画の撮影、ズーム、C1(カスタムボタン)、ロック(誤動作防止)が行えます。
脚を開くと三脚としても使用できます。

裏側のカバーを外します。

ボタン電池を入れます。

持ち運びの際に便利な収納ポーチも付属しています。

SONYのロゴ入りです。
取扱説明書にシューティンググリップの使い方が書かれています。

このシューティンググリップの特徴は、デジカメ本体とBluetoothで接続できることです。
ケーブル不要なのでスッキリと快適に使うことができます。
横に角度調整ボタンが付いています。

カメラの角度を10度ごとに調整できます。

調整ノブを回して角度調整の固さを変えることができます。

回転ボタンを押しながらカメラを左、後ろ、右、正面の4ヶ所に回転させて使うことができます。

ZV-1本体とドッキングさせると見た目がカッコいいですね。

ペアリングしてシューティンググリップとZV-1本体をつなげます。

・バッテリーパックを開封
NP-BX1バッテリーパックです。

バッテリーケースも入っていました。

ZV-1本体を単品で買うとバッテリーが1個付いてきます。
シューティンググリップキットで買うとさらにもう一つバッテリーが付いてくるので、バッテリーが全部で2個になります。
これはお得ですね。
■ZV-1使用レビュー
それではZV-1を使っていきましょう。

まずはMODEボタンを押して撮影モードを選びます。

コントロールホイールでモードを切り替えます。

カメラに詳しくない人は「おまかせオート」にしておけばOKです。
カメラが自動的に最適な状態を選んで撮影してくれます。
Fn(ファンクション)ボタンを押します。

美肌効果やフォーカスエリアの切り替えができます。

動画の撮影中は録画ランプが点灯するので分かりやすいです。

・背景ボケ切り替え
C1ボタンには背景ボケ切り替えが割り当てられています。

ZV-1の特徴の一つで、背景をワンタッチでボケさせることができます。
背景ボケ


背景くっきり


これが素人でも簡単にできるのが良いですね。
・風切り音
ウインドスクリーンを付けて風切り音対策がどれだけ効果あるのか実験してみました。

まずはウインドスクリーンを付けない状態でマイクに風を当てます。
するとブォォォ~という風のノイズが入っていました。

次にウインドスクリーンを当てた状態で風を当てます。
すると、風のノイズだけがカットされてその他の音声はくっきりと録音されていました。

・商品レビュー用設定
youtubeで商品レビューをするときに役立つのが商品レビュー用設定です。
通常は商品を写そうとしても顔のほうにピントが合ってしまいます。

ところが商品レビュー用設定を入れておくと、商品のほうにフォーカスしてくれます。
しかも、驚くほどピントが合うスピードが早いのでストレスがありません。

自分の顔より前に持ってきたものにピントが合うようになります。
これは一度使うとやめられない機能ですね。
・手ブレ補正
手ブレ補正は3段階で選択できます。
手ブレ補正なしの状態でシューティンググリップで自撮りしています。

画角は広いですが、歩くと手ブレで画面が揺れます。
手ブレ補正スタンダードです。

若干画角が狭くなりました。
手ブレの揺れは抑えられているのかもしれませんが、あまり目に見えた効果は分かりません。
手ブレ補正アクティブです。

かなり画角は狭くなりましたが、手ブレによる揺れはかなり抑えられました。
歩いたり動きながら撮影するときは手ブレ補正をアクティブにする必要がありますね。
もう少し画角が広かったら最高なんですけどね。
ここがZV-1唯一の欠点、デメリットに感じました。
・美肌効果
ZV-1には美肌効果の設定があります。
その名の通り、顔を美肌に撮影してくれる機能です。
まずは美肌効果なしの普通の撮影です。

こちらが美肌効果LOです。

若干肌の質感が良くなりましたね。
こちらが美肌効果MIDです。

そしてこれが美肌効果HIです。

かなり肌の質感を滑らかにキレイに撮影してくれます。
これは女性のユーチューバーには嬉しい機能ですね。
タッチフォーカス
ZV-1にはタッチフォーカス機能があります。
モニターでピントを合わせたい場所に指をタッチするとすぐにピントが合います。

瞳AFをONにしておくと、人の顔を検出して自動的にピントを合わせてくれます。
このフォーカス機能はとても優秀なので一度使うとやみつきになりますね。
・夜間の撮影
夜間の撮影をしてみました。
おまかせモードでの撮影です。
駅前の様子ですが、かなり明るいですね。

ノイズなどもなくキレイにくっきりと撮影できています。

自撮りで背景ボケの撮影です。

すごくキレイに撮影できています。
繁華街よりも光が少なく暗い公園にやってきました。

若干ノイズがありますが、それでもキレイに撮影できていました。
自撮りはちょっと顔がボケました。

花火している様子や後ろのマンションがくっきりと写っています。

街灯に照らされた緑の葉っぱも鮮明に映りました。

■今回の記事のまとめ
ZV-1シューティンググリップキットを使ってみました。
やっぱりこれは自撮りユーチューバーにとって最強のデジカメだと思います。
欲しかった機能が全部詰め込まれていました。
画角がもうちょい広ければというのもありましたけど・・・。
そこは撮影のやり方を工夫すればカバーできるので。
あとは値段ですかね。
シューティンググリップキットで10万円ちょっと。
デジカメ本体だけでも約9万円するので高価なデジカメです。
それでもRX100シリーズに比べれば安いですけどね。
これから本格的にYouTubeをやるのであれば、投資するだけの価値は充分にあると思います。
カメラの知識がなくてもプロのようなキレイな映像が撮れるのはかなりの魅力です。
これからみるみるランドはZV-1をメインカメラとして使っていきます。


























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