今年も空気が乾燥する時期がやってきましたね。
空気が乾燥すると肌がカサカサになります。
寝ているときも喉がガラガラになります。
そんなわけで加湿器で部屋を潤す必要があるのですが。
これまでは超音波式と加熱式を混ぜ合わせたハイブリッド加湿器を使用していました。
ところが、これだと白い粉が出るんです。
部屋の中の家具やモニター、壁、天井に白い粉が付着するんですね。
軽く拭けばすぐに取れるのですが、けっこうな手間なんですよ。
そこで今回は100%スチーム式の加湿器を導入することにしました。
象印のEE-DA50-WAです。
動画で詳しくレビューしましたのでご覧ください。
■象印のスチーム加湿器をレビュー
これまでは超音波と加熱のハイブリッド式加湿器を使っていました。
見た目がオシャレでスイッチを入れるとすぐに蒸気が出てきます。
でもね、何回か使うと白い粉が出てくるんです。
部屋の中の家具などがすぐに白っぽくなるんです。
さっと軽く水拭きすれば落ちますが、毎回部屋の中を吹き上げるのはかなり面倒です。
この白い粉の正体は、水道水の中に含まれるカルキです。
加湿器の内部にもカルキがびっしりと付着しています。
固まったカルキは本当にカッチカチなので、爪でこする程度ではまったく取れません。
蒸気の吹出口にも白くこびりついています。
この白い粉が嫌だったので、今回は100%スチーム式の加湿器に乗り換えることにしました。
スチーム式の加湿器で探してみると、ほぼ象印一択でした。
象印のスチーム加湿器には3タイプあります。
それぞれタンクの容量が違います。
- EE-RP35:容量2.2L
- EE-RP50:容量3L
- EE-DA50:容量4L
容量が多いほど、一度の給水でたくさん加湿することができます。
今回は一番容量の多い4LタイプのEE-DA50-WAにしました。
こんな感じのダンボール箱で届きました。
加湿能力は480mL/hです。
プレハブ洋室で13畳(22㎡)まで、木造和室で8畳(13㎡)まで対応しています。
開封してみました。
見た目はまるで湯沸かし器ポットみたいですね。
オシャレさはありません。
中央に各ボタンがあります。
上のフタが開いて、ここから水を注ぎます。
中も湯沸かし器そのものです。
上から見ても湯沸かし器にしか見えませんね。
自動運転は、ひかえめ、標準、しっかりの3種類です。
連続運転は、弱、中、強の3種類です。
切りタイマーは1、2、4時間の3種類。
入りタイマーは、4、6、8時間の3種類。
チャイルドロック(3秒押し)にすると、他のボタンが機能しなくなります。
湯沸かし音セーブにすると、湯沸かしのボコボコする音がセーブされます。
この加湿器の特徴は、清潔な蒸気のスチーム式ということです。
フィルター不要でお手入れも簡単です。
連続加湿は8時間と長いですね。
別売りで加湿器用ピカポットも販売されています。
1~2ヶ月に1回、クエン酸洗浄することでカルシウムやミネラルなどの汚れを落とします。
電源コードはマグネット式で着脱可能です。
これも電気ポット湯沸かし器と一緒ですね。
実験してみましょう。
現在の室温は22℃で湿度は43%です。
中に水の位置と加湿時間の目安が書かれています。
スチーム式加湿器の場合、沸騰させた蒸気を約65℃まで冷まして加湿します。
スイッチを入れてから加湿が始まるまで、約35分かかります。
湯沸かし音セーブモードの場合は、約45分かかります。
急いで加湿したい場合は、ぬるま湯を入れるか、給水量を少なめにしてくださいと説明書に記載がありました。
今回は少量のぬるま湯を入れて電源をオンしてみました。
すると、5分ほどで加湿が始まりました。
運転中は、プシューッというお湯を沸かす音がします。
湯沸かし音セーブモードにすると、まったく音がしなくなりました。
しっかりモードで約30分加湿したところ、湿度が43%から49%まで上昇しました。
使い終わったあとは、上ブタを開けて水を捨てます。
上ブタは完全に取り外すことができます。
広口なのでお手入れが楽です。
さっと軽く拭き上げればOKです。
蒸気カバーも取り外すことができます。
ここも汚れたら拭き上げておくといいですね。
1~2ヶ月に一度ピカポットでクエン酸洗浄をすれば、長期間清潔に使えます。
説明書の他に注意事項が書かれた紙が入っていました。
水道水以外の水や化学薬品、芳香剤、除菌剤、アロマオイルなどは入れないでください。
お手入れをするときは洗剤などを使わずに、クエン酸洗浄をしてください。
クエン酸洗浄のやり方も書かれていました。
■今回の記事のまとめ
象印のスチーム式加湿器EE-DA50-WAのレビューでした。
これなら白い粉問題に悩まされなくて済みそうです。
スチーム式の加湿器は電気代がかかるという話もありますが。
毎回白い粉を掃除する手間を考えれば、多少の光熱費アップは許容範囲内かと思います。
なんせ口コミでの評価はすこぶる高いですからね。
みなさん超音波式などを経て、結局スチーム式にたどり着いているようです。
とにかくお手入れが楽という声がとても多く見受けられました。
一度使うと、もうスチーム式がやめれなくなりそうですね。
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