車はちょっとしたことでキズが付きます。
大きなキズから小さなキズまで。
気づくといつの間にかキズが付いている場合もあります。
そんな車のキズをコンパウンドで消すことができるのか?
ソフト99の3種類のコンパウンドで実験してみました。
■ソフト99のコンパウンドの実験
今回用意したのはこちらです。
ソフト99の3種類のコンパウンドと専用スポンジです。
コンパウンド細目:平均粒子サイズ10~15マイクロメートル
浅いキズや頑固な汚れを落とします。
コンパウンド極細:平均粒子サイズ1マイクロメートル
コンパウンド細目の仕上げ用です。
コンパウンドシートの磨き跡消しや塗装面の艶出し効果があります。
液体コンパウンド:平均粒子サイズ1マイクロメートル以下
塗装面のツヤ出しと超鏡面に仕上げます。
黒色や濃色、メタリック、マイカ塗装の超鏡面仕上げ効果があります。
コンパウンド専用スポンジです。
広範囲をムラなく仕上げます。
手が疲れにくいグリップ形状になっています。
種類の違うコンパウンドを同じスポンジで研磨作業するとキレイに仕上がりません。
それぞれコンパウンドの種類ごとにスポンジを使い分ける必要があります。
こちらはバンパーを外したとき直接アスファルトの上に置いたときに付いたキズです。
けっこう深くえぐられています。
こちらはキャンプ道具を乗せるときについたキズです。
こちらもかなり深くえぐられていますね。
果たして、これらのキズはコンパウンドで消えるのでしょうか。
実験してみましょう。
まずはコンパウンド細目で磨いていきます。
スポンジはくびれがあって握りやすい形状でした。
キズの上を磨いていきます。
しかし・・・
キズはまったく消えませんでした。
深くえぐられてしまったキズはコンパウンドで消すことはできませんでした。
次にボディの横に浅めのキズがあるのを見つけました。
この程度のキズならコンパウンドで消えるのではないか?
ってことで、こちらのキズも実験してみました。
コンパウンド細目で磨いてみると、みるみるキズが消えていきました。
おぉ、これは良い感じ!
タオルでコンパウンドを拭き取ります。
次にコンパウンド極細で磨いていきます。
キュッキュッと音がなります。
もう完全にキズが消えてなくなりました。
タオルでコンパウンドを拭き取ります。
最後に液体コンパウンドで仕上げです。
スポンジで磨いていきます。
はい、バッチリキズが消えてなくなりました。
超鏡面仕上げでピカピカになりました。
これは嬉しいですね。
■今回の記事のまとめ
ソフト99のコンパウンドの実験でした。
結果としては、キズの深さによるってことが判明しました。
塗装膜をえぐってしまっているような深いキズはコンパウンドで消すことができません。
でも塗装膜をえぐる手前の浅いキズなら、コンパウンドで消すことができます。
浅いキズならコンパウンドだけで何事もなかったかのようにピカピカに仕上げることができました!
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