ショッパーズプラザ横須賀で楽しんだ後、ヴェルニー公園を歩きながら横須賀駅へ向かいました。
横須賀本港に面した約1,400本のバラが彩りを添える公園です。
横須賀製鉄所や海軍の船を見ることができます。
旧海軍の碑やフランス庭園などが見どころです。
夕暮れ時だったのですが、とてもロマンチックな風景でした。
■ヴェルニー公園
ヴェルニー公園は、横須賀にある市立の都市公園です。
神奈川県横須賀市汐入町にあります。
公園の名前は、フランス人の技術者レオンス・ヴェルニーに由来しています。
公園の対岸には、ヴェルニーが建設に貢献した横須賀製鉄所を望むことができます。
・アクセス
神奈川県横須賀市汐入町1-1
最寄り駅はJR横須賀線の横須賀駅を出てすぐ目の前です。
入園料は無料で、24時間開園しています。
・駐車場
ヴェルニー公園には駐車場があります。
営業時間は8:30~17:30です。
使用料金は、最初の1時間が410円、1時間超過後30分ごとに210円です。
■ぶらり散歩
ショッパーズプラザ横須賀を見た後にヴェルニー公園へやってきました。
海に面して木のボードウォークが続いていました。
・海軍の碑
・軍艦山城之碑
・軍艦長門碑
・フランス式花壇
ヴェルニー公園ではフランス式庭園の形式で作られています。
約1,400本のバラを楽しむことができます。
・横須賀製鉄所のドライドック
ドライドックというのは、艦船を修理するために使う施設です。
明治4年に完成した1号ドックは日本最古の西洋式の石造ドックで、今でも現役で使われています。
・横須賀製鉄所
横須賀製鉄所は、1865年(慶応元年)から様々な施設が建設されて横須賀の街とともに発展しました。
世界遺産の富岡製糸場のモデルとなっています。
最新の加工機械などが導入されて、日本の近代工業の礎を築きました。
日曜休日制や労働時間、メートル法、健康診断などの新しい仕組みも横須賀製鉄所から始まりました。
・ボードウォーク
横須賀の港と船と海が見渡せる眺めの良い公園です。
ボードウォークとフランス庭園が続きます。
・フランソワ・レオンス・ヴェルニー
こちらがヴェルニーさん、フランス人の造船技師です。
海軍増強を目指した徳川幕府の要請によって横須賀製鉄所建設の責任者として1865年に来日しました。
明治維新の後も引き続き建設・運営にあたり、観音崎灯台や走水の水道の建設、レンガの製造などに貢献。
製鉄所内に技術学校を設けて日本人技術者の養成にも努めました。
・小栗上野介忠順
日本初となる遣米使節を務めた人物で、外国奉行や勘定奉行など徳川幕府末期の要職を歴任。
フランスの支援のもとで、横須賀製鉄所建設を推進しました。
軍政の改革やフランス語学校の設立など、日本の近代化に大きく貢献しました。
・開明広場
開明広場には噴水がありました。
スモーキングエリアにもヴェルニーが描かれていました。
■夕暮れ時
だんだんと日が暮れてきました。
船で船を押して向きを変えているようです。
夕日に映える海も良い感じですね。
さらにボードウォークが続きます。
こちらは軍艦の大砲のようですね。
夕方18時になると、オルゴールの音が聞こえてきました。
・ヴェルニー記念館
ヴェルニー記念館もありました。
フランス・ブルターニュ地方の住宅の特徴である急傾斜の屋根と石の壁でできています。
開館時間は9:00~17:00です。
あいにくこのときは閉館していて中を見学することができませんでした。
館内では、ヴェルニーさんの功績が紹介されています。
横須賀製鉄所で使っていた3トンと0.5トンのスチームハンマーが設置されています。
また、子供たちが重さやエネルギー、機械について学べるような体験器具なども設置されています。
・軍艦
間近で巨大な軍艦を見ることもできました。
■横須賀駅
ヴェルニー記念館のすぐ目の前には、JR横須賀線の横須賀駅があります。
京浜急行の横須賀中央駅前でも見たスカレーがここにもいました。
スカレーは、よこすか海軍カレーの公式キャラクターです。
横須賀中央駅のスカレーはこちらで見れます。
横須賀駅の構内はこんな感じです。
横須賀線だけなので、とてもシンプルな作りの駅です。
■今回の記事のまとめ
夕暮れどきのヴェルニー公園は雰囲気が良かったです。
海沿いに続くボードウォークを歩いているだけで癒やされますね。
昼間や夜の風景も良さそうですね。
横須賀の歴史、近代日本の歴史について学ぶこともできました。
この記事へのコメントはありません。