みるみるランドのエブリイバン「みるりー」DA17V。
これから車中泊をやっていこうと思っています。
でも一つ気になることがあります。
それは、車内の換気。
たとえば車中飯をするとき。
ちょっとした調理とかしたいですよね。
お湯を沸かしたり食材を焼いたり茹でたり・・・。
そのときに車内を換気できないと厳しいものがあります。
ってことで、今回は車内換気システムをDIYで自作することにしました。
■軽バン車中泊用換気システムをDIYで自作
今回の自作にあたり揃えた材料はこちら。
- 黒いプラダン
- PC用の小型ファン
- 薄型のモバイルバッテリー
- 網戸補修シート
- 型取り用のゴミ袋
- マスキングテープ
- 油性マジックペン
- ハサミとカッター
- 定規
- キリ
こちらがパソコン用の小型静音冷却ファンです。
サイズは8cmで、2基連結しているタイプです。
3段階の風量調節が可能です。
こちらは薄型のモバイルバッテリーです。
TNTORというメーカーですね。
小型&超薄型で、なんと厚みはたった6mmしかありません。
この薄さで5000mAhあります。
スマホを1~2回ほどフル充電させることができます。
重量は116gと軽いです。
モバイルバッテリーでPC用ファンを動かします。
車のサブバッテリーは不要です。
こちらはホームセンターで購入した黒いプラダンです。
これをメインの材料として作っていきます
車内換気システムDIYの作り方
まずはエブリイバンの窓枠を型取りします。
霧吹きでガラス面に水を吹きかけてビニールを密着させます。
油性マジックペンでガラス窓の縁に印をつけていきます。
ビニールをプラダンに貼り合わせます。
マスキングテープで仮止めします。
型に合わせてプラダンをカットします。
プラダンはハサミやカッターなどで簡単にカットできます。
エブリイの窓枠に合わせてカットすることができました。
窓を開けて、プラダンを枠にはめ込みます。
こんな感じでセットできればOKです。
ファンを取り付ける部分をカットします。
丸い金属のフレームを取り外します。
ネジで固定されているだけなので、ドライバーで簡単に取り外すことができます。
取り付け位置に合わせて油性マジックペンで印を付けます。
フレームの位置をネジ穴の位置をチェックしておきます。
印を付けた部分をカッターでくり抜いていきます。
網戸補修シートを貼ります。
サイズは10cm×10cmです。
この大きさ、8cmタイプの小型ファンにピッタリなんですよね。
PC用の小型ファンは、12cmタイプのものもあります。
12cmのほうがより多く換気してくれるのですが、網戸補修シートからはみ出してしまいます。
そのため、今回は8cmサイズのPC用ファンを選びました。
くり抜いた穴に合わせて網戸補修用シートを貼り付けます。
丸い金属フレームのネジ穴をキリなど先の尖ったもので開けます。
フレームとファン本体をネジで固定します。
これでプラダンにファンの取り付けが完了しました。
モバイルバッテリーの置き場所作り
次にモバイルバッテリーの置き場所を作ります。
モバイルバッテリーが入っていたケースがちょうど良さそうだったので、これを利用します。
木工用ボンドで貼り付けます。
100均セリアで売っていたメタルタイルのリメイクシートを使います。
ケースの上にリメイクシートを貼り付けます。
見た目がちょっとだけおしゃれになりましたね。
下の土台作り
下の部分に窓ガラスをはめ込むスペースを作ります。
横長にカットしたプラダンを表と裏にサンドするように貼り付けます。
実際に窓ガラスにはめ込んでみましょう。
しっかりと固定されました。
電源スイッチを入れて、ファンをつけてみます。
ちゃんと吸い込んでくれています。
これで車内用換気システムが完成しました。
外から見るとこんな感じです。
ビッグワイドバイザーを装着しているので、ちょうどファンの部分が隠れます。
雨の日でも問題なく使えます。
■今回の記事のまとめ
エブリイに車内換気システムが完成しました。
これで心置きなく車中泊をすることができます。
実際に車内で調理してみましたが、やっぱり良いですね。
これがあるとちゃんと車内の空気を逃してくれます。
ただし、100均のメタルシートは失敗でした。
メタルシートの重量が重すぎて、途中でバリバリと剥がれ落ちてきました。
今後もまたいろいろ改良を加えて進化させていこうと思います。
■追記
実際に車中泊で換気扇を使ってみたところ、いくつかの欠点が浮き彫りになりました。
そこで、改良を加えて簡易換気扇システムをリメイクさせてみました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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