寒くなってきた山開拓ですが、ペール缶を使った焚火を活用しながら進めています。
でも、私たちが使っている場所はどうやら北斜面で、いつでも湿っていて寒い傾向にあるのが問題。だって、火を付けるにも焚き木が濡れていると焚火もなかなか難しいから。
そんなお悩みを解消するべく今回は薪を置いておくスペースを作ります。
設計図もなくいつも通りの行きあたりバッチリ作戦で!
今回はお手伝いも増えてみんなでワイワイスタートです。
お手伝いをしてくれる仲間たち
今回は、3人もお手伝いにきてくれました!
仲間が増えると楽しく作業がはかどります♪
スピカさん
初参加のスピカさん。いつもは事務職ですが、キャンプ好きな気さくな方。
今回は、ぜひともチェンソーを使ってみたいと意気込みを話してくれました。
ころりんさん
スピカさんところりんさんはご夫婦です。仲がいいご夫婦で、何をやるのも協力的な奥様!
素敵なカップルです。
あっちゃん
準レギュラーのあっちゃん(笑)今回も沢山の道具も持ってきてくれてます。アウトドア経験も長く頼りになる方です。
焚火に着火
この日はすっかり冬模様。
もう日陰になっては寒さが厳しくなっています。
そこで、作業に取り掛かる前にいつでも温まれるように暖をとることにしました。
以前に作ったペール缶で焚火をスタートさせますが、前日に雨が降っていたこともあり、かなり木がしけっている様子です。
早く薪置き場が欲しいなと思う瞬間でした。
スピカさんところりんさんのペール缶
カタリストれいなのペール缶
杉の葉と枝、しの竹の乾燥したものを多めに詰め詰めしてから着火します。
チェーンソーを使って材料作り
スピカさんに木材を伐採してもらいます。
スピカさんのご希望通り、チェンソー初体験です。薪置き場の支柱は4つ必要ですし、薪を乗せておく台としても長めの木材が必要となります。丁度いい太さの木を見つけてさっそく「スイッチスタート!」。
スピカさんところりんさんは仲良く木を倒します。
息を合わせて枝のカットをし、使える木材として仕上げていきました。
土台つくりのための整地
あっちゃんと一緒に土台を置く場所を作ります。
湿気が常にあり湿った場所なので、直接地面に薪を置いてしまうとすぐに腐ったり、虫の住かになってしまいます。なので、土台を作って風が通る空間を作りたいと考えてました。土台を作る前に、しの竹とつるの根っこでいっぱいの場所をきれいにします。
また、倒木があるので、それも退けて薪を並べるスペースを確保するところからスタートです。
また、以前の山開拓の際に出てきた杉の木を利用することができそうだったので、支柱用に切っておきます。この時も電気のこぎりで簡単に切ることができました。
あっちゃんの差し入れ「お芋」を焼きます
ちょっと休憩ひとやすみ。
大きくて立派なシルクスイートを持ってきてくれました!
その他にもじゃがいもと里芋まで!!
アルミホイルに包んでから、ペール缶のおき火になっているところへ投入します。大きなサイズなので出来るまでに時間が掛かりますが、楽しみですね。
さてさて、午前中は順調にそれぞれの作業を進めました。
この後はみんなでお昼ご飯を食べます。
地獄鍋
お天気予報でも寒いということが分かっていましたので、温かくみんなを迎えたいと思っていました。そこで、チキンと野菜の辛めのスープを作ることに。
地獄鍋の材料
- 鶏モモ肉(漬けだれ:塩麹、酒、ニンニク)
- もやし
- 人参
- ごぼう
- 筍
- 大根
- 玉ねぎ
- なめこ
味付けは、特製の辛みそです。
自家製のお味噌をベースに、四川豆板醬、粉山稜、クミン、コリアンダー、粉唐辛子などを混ぜた一品です。
しかし、薪を入れて多くいれてしまったせいで、火力が予定以上に上がってしまいました。これには、ちょっとΣ(・ω・ノ)ノ!びっくりです。
まるで地獄鍋の様とのコメントもちらほら頂きました。かなり旨辛の一杯に仕上がりました。寒い冬には食べたくなりませんか?
本格中華鍋で作るチャーハン
前回の山の帰りに、ホームセンターのコーナンに寄りました!
その際に、中華鍋をゲットしたのでさっそくチャーハンを作ることにしました。
中華鍋の使う前の処理の仕方はこちら
4合のお米を炊きます。
いつも食べている美味しいお米を作ってくれたのが、小貫さんです。みるみるマウンテンの前に田んぼを持っていて、私たちのことをいつも気にかけてくれます。
この日は、調理師の先生のチャーハンが食べたいという事で、小貫さんも一緒にお昼を食べることになりました。
チャーハンの材料
それでは調理のスタートです!
お米は飯盒で炊きます。
炒飯の材料はシンプル
- お米 4合
- たまご 8個
- ちりめん 1袋
- 小エビ 1袋
- 青ネギ 適量
熱くなった中華鍋にオリーブ油を垂らしてなじませます。
油も熱くなったところで卵を投入。
すぐにご飯を入れますが、4合のご飯はなかなか出てきてくれません。まずはあっちゃんにご飯係をお願いしました。
そんなことをやっていると、ペール缶の火が弱くなってしまいました。中華鍋が丁度ペール缶のフタのようになってしまって不完全燃焼になってしまうのです。
それを見た小貫さんがすかさず木の棒をかませる為に用意をしてくれました。ペール缶の上に木を乗せるだけで、中華鍋が密着せず空気が入るようになりました。
中華鍋で蓋をしてしまったせいで、火力が弱ってしまったところにスピカさんところりんさんが薪をくべてくれました。これで、また火力が持ち直します。
4合のお米はこれだけで混ぜるのが大変な量です(笑)そういえば、普通チャーハンと言えばお茶碗1杯くらいで作るものですもんね。
小エビや、ちりめんを入れてさらに混ぜます。
お米の水加減も少し多めだったので、全くパラパラになる様子はありません。
それでも青ネギを入れてあげると、彩も美味しそうになってきます。お醤油をゆうきさんに入れてもらい、塩コショウで味付けします。味見がかりはあっちゃんに!
塩分を足してフィニッシュ。あまりにも重いので、膝を使って中華鍋を返しました。
初めてのチャーハンは、、、、ちょっとおじやのような食感にww
それでも美味しく、ちょっとおこげも楽しめたりして。次回からは、ご飯はお茶碗に1杯で作ります。
デザートにあっちゃんのお芋を頂きました!
丁度いい感じに仕上がったシルクスイートをみんなで頬張ります。
ねっとりと甘くて温かい食感にうっとりでした。バターを足したら、まるでスイートポテトのようです。
みんなで作って食べてと本当に楽しいお昼ごはんになりました!
薪置き場設置作業
材料がそろったところで組み立てていきます。まずは、土台の木を置きます。その四方に支柱を立てていく予定です。支柱は埋めるために先を尖らせますが、チェンソーを使った尖らせ方を小貫さんに教えてもらいます。
私たちのチェンソーを使った小貫さんは、刃がきれないということで研いでもくれました。
やっぱり道具のお手入れは大切なんですね。
先を尖らせた支柱を打ち込んでいきます。
これまた、小さなハンマーしか持っていない私たちは中々進まなかったので、小貫さんが大きなハンマーを持参してくれました!!
適切な道具って大切です。あっという間に支柱を埋めることができました。
支柱がおわったら、今度は横の支えの棒を取り付けていきます。
釘を打って固定させ、屋根の取り付けにつなげます。
屋根は、ビニールのトタンをチョイス。釘は専用のものを使います。
トタンに釘を打ち込むときは、こんな風に山側へ打ち込みますので、やり過ぎと斜めにならないように気を付けます。
これは失敗バージョン、、、
屋根が微妙にたわんでいるので、下から篠田家を挟んで雨水がしっかり流れ落ちるようにしました。
ワンポイントも付けて、個性的な薪置き場が完成です!!
最後のまとめ
今回は多くの方が手伝いにきてくれて、活気のある開拓になりました。
念願の薪置き場も完成したので、あとは薪をコツコツとためていくのみですね。
みんなで作った炒飯が印象的で、ペール缶での焚火と共に、またやりたいと思いました。
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